「自分のやりたいことを探すため」に入社し、
進路が定まり、この度アウスタからの卒業をする弊社社員 田浦悠太を紹介します。
カフェマイスター・コーヒーアドバイザーという資格を自分で取得するほど、
珈琲好きの田浦が挑戦する業界は飲食業界。
新たなスタートを踏み出そうとしている彼がどのような学びを得て、自分の進む道を決めるまでに至ったのかをご紹介します。
かつての田浦のように、夢や目標が見つからない・わからないと悩む20代のヒントになれば幸いです。
やりたいことが無かった自分
(田浦)
地元新潟の福祉系大学を卒業した後、
特にやりたいことがなく給与だけで選んだ関東の会社を3ヶ月で退社してしまいました。
本当に条件だけで選んだ会社で、学生時代そこまで得意としてなかった分野が専門だったので
続かなかったのは当然と言えば当然でしたが・・・
退社後地元に戻り一カ月ほどプラプラしていて、
さすがに家族に心配され親類が経営する会社でアルバイトをしつつ転職活動をしてました。
転職活動をしている中で、友人の紹介でアウスタの卒業生の方に出会いました。
自分とさほど年齢が変わらない彼が、人生を真剣に考えて目標を持ち過ごしている姿に刺激を受け、
その彼に「アウスタは夢を持った若者が頑張っている会社だよ」と紹介されました。
自分のやりたいことが全く分からなかったので、夢を見つけるチャンスだと思い入社を決意しました。
スタートは「夢」に触れること
(田浦)
「色んな人と関わる中でやりたいことを見つけよう」という想いで入社しました。
まず何をすればよいか、社長に尋ねたとき
「今度飲み会があるから、メモ帳とペンを持って皆の”夢”を聞いてみて」
と言われました。それがアウスタでのスタートでした。
約30人に夢を聞き、それぞれが目標に対して頑張っていることにビックリしたことを覚えています。
それから夢を叶えるための基礎作りとして、キャリアショップでの勤務を始めました。
私は人と話すのが苦手な上に、接客・販売の経験も無かったので、
最初の3ヶ月は教わったことは何でもメモをし、ノートにまとめ、休みの日も勉強をしていました。
そうしていくうちにお店の方からも認めてもらえるようになり、3ヶ月でお店の月間副商材の売上1位になることが出来ました。
現在まで無事にキャリアショップで勤めることが出来たのは、最初の3ヶ月頑張ったからだと思います。
何事もはじめが肝心と言われますが、本当にそうだなぁと思いました。
学んだのは「自律」の精神
(田浦)
私はこの一年で夢カレンダー撮影やイベント企画・運営に携わったり、私が珈琲好きだという理由で移動販売の珈琲店の取材をさせてもらいました。
全ては自分がやりたいことを見つけるためです。
そういった過程を経て、私は珈琲に携わる仕事がしたい・飲食業界に進もうと進路を決めることが出来ました。
社長も快諾してくれました。
これまで過ごしたアウスタでの1年で学んだことは、一言でいえば「自律」の精神です。
アウスタは社長を始めとして上下関係無く相談することができ、社員のチャレンジに対して寛容な場所です。
ただ個人の主体性が問われる厳しい環境ともいえます。
それぞれが目的に向かってぶれずに真っすぐ進むための工夫が求められます。
私が行ったのは、常に社長を始めとする社内のメンバーの近くにいて相談・質問をすること。
そうすることで上司・仲間との関わりの中で、常に「やりたいことを見つける」という目的が再確認できたと思います。
また先輩に「週に一回2時間ぐらい、振り返りの時間を取るといいよ」とアドバイスをもらって、その通り実践しました。
結果入社1年で自分の進路を決めることが出来たのです。
飲食業界に転身した後も、アウスタで学んだ自律の精神は必ず活かせる武器だと思います。
(珈琲の移動販売 旅商人 拓 様を取材した際の様子)
現在の夢について
(田浦)
私の夢は地元新潟で美味しい珈琲の提供できる場所を作ることです。
アウスタ卒業後の数年は飲食業界で修行して、業務や店舗運営を学び夢に近づいていけたらと思います。
あと自分の夢を追うだけでなく、
今までお世話になった両親が欲しいと言っていた車も買ってあげたいし、行きたいと言っていた場所に連れて行きたいです。
自分の夢・両親の夢どちらも叶えられるよう努力します。
アウスタで自分のやりたいことが見つかりました。これからが本当の始まりです。