これから毎月1回【アウスタ代表コラム】と題して、弊社代表玉貫の声をお届けしていきます。
すでに弊社アウスタに興味を持って下されている方はもちろん、たまたまこの記事を見た人にもぜひ読んでいただき、私たちが経営理念『20代が輝く社会を作る』に対してどのようなスタンスで臨んでいるのか、知っていただくキッカケになればと思っております。
◆代表プロフィール
https://www.austa.co.jp/company/
玉貫洋一郎(たまぬき よういちろう):
東京都出身。 青山学院大学経営学部卒業後、京都老舗計量機器メーカーである(株)イシダへ入社し、新商品開発・販売に従事。 その後、営業コンサルティングを行うアチーブメント(株)の青木社長に師事。社長室として経営者向けセミナーの企画開催、出版事業を担当。 2003年にビジネスセミナー・出版事業のインフォプレナーズジャパン(株)を創業、代表取締役に就任。 メルマガ10万人を発行し、独立起業希望者の支援に注力。 2005年に起業家支援・地方活性を目的とした地場ベンダー開発事業のモデル企業を指導して(株)アウスタなど数社創業。 直近では、テトリスで上場した老舗オンラインゲーム企業である(株)ジー・モードの社長候補として在籍し、元セガ中山会長に師事。 取締役経営企画室長を兼任(現在は東証一部マーベラスの子会社になった為、退任)。
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「一人のやる気のある若者との出会い」
それがアウスタのスタートであり、事業そのものである
(玉貫)
『20代が輝く社会を作る』
このアウスタ誕生物語は、2005年春に大学卒業目前の22歳の若者が都内にある私の経営する会社に飛び込み営業をしてきたところから始まります。
話しを聞くとその若者は「人材サービス事業を生涯の仕事にしたい」という想いを持ちながら、毎日新規開拓営業で自分を磨き、「実力があれば起業、なければ就職」という人生の選択を自分に課していました。
その覚悟を決めた心構えと行動力を持つ彼に私はある提案をしてみました。
「君の夢が本物なら資金を調達するのを手伝ってあげよう。そのかわり世の中のためになる事業に限るのが一番の条件だ」
と。
彼はこの提案の翌日には就職内定先に断りの謝罪を入れて起業家になる事を決意したと私に告げてきました。
私は約束通り会社立ち上げ資金を有志を集って用意し、2005年7月7日に産声を上げたのが弊社の成り立ちです。
「新人の20代を教育してもすぐに辞めてしまう」
「一人のやる気のある若者」と「世の中を良くしていきたいという投資家の力」で弊社は立ち上がりましたが、会社設立後に私は周りの知人友人からこのように言われていました。
「今の20代の扱いは本当に大変……」
大手の若手をマネージメントする立場にある中間管理職からの声は切実を極めていました。
これらを背景に、私は20代が就職した時に役に立つ情報提供を中心に仕事の仕方や社会人としての土台を学べるようなサービス開発が良いのではないかと思っていたのですが、
「若手のサポート事業はあると助かるけど、絶対に大変だから止めた方がいいよ(笑)」
と言われながらも、私は弊社の事業を推進したのです。
結果この事業分野は私たちを先駆け企業として、今では20代特化事業に乗り出す企業が増えています。
そういった意味で「私たちアウスタは若者の為に道を切り開いたのではないか」と誇らしい気持ちでいます。
「理念に対する実践と共有」
アウスタをアウスタたらしめているもの
(玉貫)
皆さんご存知の通り、企業が10年以上存続する確率は通説では5%。
要するに100社開業して10年以上残っているのは5社ということ。
アウスタは現在創業第15期目(決算月9月)、お陰様で10年の壁を突破し、20年目へ向かい社員一丸となって今も社会に必要とされる事業を展開させていただいております。
今があるのは日々ご愛顧いただいているお客様、そしてこの事業にこれまで参画してくれた様々な沢山の仲間達の頑張りのおかげなのです。
私には「これをやってきたから、アウスタはここまで成長してこれた」とハッキリした自信を持てるものがあります。
それは創業時から毎朝やってきた「理念に対する実践と共有」です。
若者と接点を持ったことによって何をどう思ったのか、
そして若者にどういう良い影響を与えたられたのか…..与えられなかったのか……
成功だけではない、うまくいかなった事例もひっくるめて共有しあう事を大事にしています。
このような若者との出会いストーリーの共有の繰り返しが、
”誰のために、何のために、なぜやるのか?”という自社の存在意義への自覚を高め、そしてストーリーの共有と蓄積が駆動力となりこの企業を成長させてきました。
そのように私は確信しています。
「とにかく今は結果を見ずに、過程をキッチリやるという意識でいます。
そうすると結果が出るということがわかりました」
(玉貫)
ただ私はアウスタ社以外にも数社を見ていたり、自らも経営者として一皮も二皮もむけて成長するために元セガ中山会長に師事し、厳しい環境で武者修業していた時もあったりなどとずっとつきっきりで弊社を見てこれたわけではありません。
歴代の社長・経営陣に現場を任せ、私は株主や会長職としてこのアウスタを見守ってきました。
そして昨年2018年10月に代表取締役社長に就任し、改めてこのアウスタの経営現場に舞い戻って、進化したアウスタから様々な希望を感じることができました。
その希望を感じさせるエピソードが先日もあったのでご紹介します。
ある社員が週初めの全社朝礼で若者のキャリアサポートで経験したことをイキイキと発信していました。
その姿に私はビビビッときて朝礼後に直接彼に
「みんなが学べる良いシェアだったよ!」
と伝えにいきました。
すると彼は、
「とにかく今は結果を見ずに、過程をキッチリやるという意識でいます。そうすると結果が 出るということがわかりました」
と力強く返事をしてくれました。
まさに彼の言葉は私たちアウスタのポリシーそのものだと思ったのです。
結果(数字)云々ではなく全力で目の前の若者のために、自分の時間と想いの炎を燃やす。
仮に若者達のキャリアサポートを自社を通して出来なかったとしても、その姿勢が信頼となりブランドとなり、紹介者が生まれ、その繰り返しがアウスタ発展のエナジーになる。
そのように思っています。
令和を迎え、日本が迎える新たな歴史とともに
若い世代が中心となって ~DRIVE AUSTA’S DREAMS~
(玉貫)
改めて私は『20代が輝く社会を作る』アウスタの代表としてやっていきたいことを一言でいえば、アウスタの20代向けサービスの具体的な「創造」です。
どういうことかと言えば、20代の仕事場を提供してきた事業の一歩先、すなわち20代そのものが自らが働く事業を創造するステージです。
そのステージに向けて『20代が輝く社会を創る』と経営理念をレベルアップさせ企業体制を構築していきたいと想っています。
『20代が輝く社会を創る』
この理念のもと、最高の正の連鎖をつくっていきます。
目の前の若者の成長成功に貢献したことはその社員の成功であり、その社員の成功とはアウスタに関わる全ての人の成功であり……
そして夢目標がある全国の若者との出会いをデザインし、一人一人に熱意を持って関わり、アウスタと関わった若者から少しでも日本を良くしていくこと。
今いる仲間、そしてこれから出会う仲間とともに私たちは「進化」をし続けていきます。